ピーリングで大人ニキビが増える理由は、こんなところにありました
ニキビの原因は人それぞれで、間接的な要因はさまざまありますが、直接的な原因は、毛穴が塞がって、そこに詰まった皮脂(体から出て来るアブラのようなもの)によってニキビ菌が繁殖して炎症を起こすことです。
そしてピーリングは、酸の力で毛穴を塞いでいる角質などを剥がして(溶かして)、皮脂の通りを良くすることで、ニキビのできない肌環境を作るというものです。
ではどうしてピーリングで失敗してしまう人が出てしまうのか?
考えられる原因は2つあります。
@ アフターケアを怠っている
酸の力で毛穴を塞いでいる角質を剥がしたまでは良いのですが、ピーリングは、角質と一緒に、肌に必要な潤い(水分)まで持って行ってしまいます。言ってみればピーリング直後の肌は、丸裸状態にあると言えます。
ここでしっかりとした保湿ケアを怠ると、肌の保湿力は著しく低下してしまい、肌はこれ以上水分を失わせないようにするため、防御本能として、角質を厚くしてしまって、また毛穴を塞いでしまう。そしてそこに皮脂が詰まって…。同じことが繰り返されるどころか、さらなる悪化のおそれもあります。また無防備な肌は紫外線に対しても大変弱くなっていますので、ピーリング後のUVケアも必須になります。
皮膚科や美容外科でピーリングを受けた際は、必ずと言って良いほど施術後の保湿ケアとUVケアは徹底されます。その理由は上記のようなことがあるからなんです。
A そもそも肌が乾燥肌、敏感肌
現在の肌の状態が乾燥肌だったり敏感肌の場合にピーリングを行うと、肌をさらに乾燥させてしまうことにもなりかねませんし、そんな状態で、しかもお医者さんに頼らずに自分でピーリングをしてしまうと、肌がボロボロになってしまうおそれがあります。
ホルモンバランスの乱れなどで、気付かないうちに肌質が乾燥肌や敏感肌に変わってしまっていたなどと言うこともよくありますので、このような方は、今行っているピーリングは一旦やめて、まずはしっかりとした保湿ケア(刺激の強い保湿ケア化粧品は避けて下さい)で、肌に潤いを取り戻す必要があります。
いかがですか? 思いあたる節はありましたか?
今では自宅で手軽にできるピーリングですが、やりかたを間違えると大変なことになりかねません。
正しいピーリングを極めたいなら、毛穴ケアのスペシャリストに任せてみてはいかがでしょう?
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